オーディオアンプの電源グランド配線

配線のポイント

オーディオ回路における、信号を増幅するいわゆるアクティブ回路においては、一点アース(電源も同じ方法で配線する)と呼ばれる配線が基本となります。

電源とアースをそれぞれの増幅回路ごとに、互いが干渉しないように電源元から供給された電流を電源元へ返してやる配線方法です。

一点アースの取り方概念図

上記図のように、供給される電源元のパスコンを起点に各回路に供給します。

回路の特性に加えて配線そのものが性能を決めると言っても過言ではありません。

特に大出力アンプの配線の場合は供給される電源パターンとグランド配線は小信号系の回路に通してはいけません。

共通インピーダンスによってノイズの飛び込みが発生するからです。

下の写真は、弊社で設計したUSB-DACヘッドフォンアンプ基板です。

オーディオ基板、一点アース配線

この写真のようにアナログ回路ブロックにおいては電源及びグランドは起点を一点に集中させて配線します。

この基板の回路構成は、大きくデジタル部とアナログ部に別れ、USBから入力された信号をDAC及びその周辺のデジタル回路とアナログに変換された信号をオペアンプで増幅する回路の二つの構成で成り立っています。

このアナログ部分には一点アース接続を施しデジタル部ではベタアースを採用しています。(右側がデジタル部で左側がアナログ部)
ちなみにこの基板のS/N値は実測値で96db取れていますので、USBから供給される電源品質を考えれば、この基板において電源ノイズ対策は功を奏したと言えます。

   
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